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第27回公演「悪魔のロベール」


ガレリア座第27回公演

G.マイヤベーア作曲
歌劇「悪魔のロベール」(日本初演)
(全5幕/日本語訳詞上演)

2015年12月20日(日) 午後1時30分開演

多摩市立複合文化施設“パルテノン多摩”大ホール
(小田急・京王・多摩モノレール「多摩センター」駅下車 徒歩5分)

<出演>

ガレリア座管弦楽団
(コンサートマスター:山内 美英)

ガレリア座合唱団

ガレリア座バレエ団

<キャスト>

ロベール(ノルマンディ公爵)
釜田 雄介(テノール)

ベルトラン(ロベールの友人、じつはその父親)
北 教之(バス)

イザベル(シチリア王女)
大津 佐知子(ソプラノ)

アリース(ロベールの乳兄弟)
久保 直子(ソプラノ)

ランボー(ノルマンディの吟遊詩人)
佐藤 尚之(テノール)

アルベール(シチリア王の給仕長)
木下 圭一(バリトン)

パレルモ大聖堂の司祭
榎本 健太郎(バス)

騎士
木下 卓(テノール)
横田 則之(バス)
藤本 純也(バリトン)

女官長
高橋 佳子(ソプラノ)

使者・儀典長
神山 高義(テノール)


<あらすじ>

第一幕【パレルモの港の前の広場】
ロベールとベルトランが居酒屋で酒を飲んでいると、ノルマンディの騎士と吟遊詩人が現れる。彼らの乞いに応えてランボーが故郷ノルマンディーの公爵”悪魔のロベール”の話を始める。先代ノルマンディ公爵は一人娘を外国の王子と結婚させたが、その王子は悪魔であると噂され、二人の間に生まれた一人息子ローベルも、女と見れば誰彼となく手を付けるため”悪魔のロベール”と怖がられ、国を追われたというのである。そこへアリースが現れる。ロベールは彼女が自分の乳兄妹と理解する。アリースは、ロベールの母が死んでしまい、その遺言状を持ってきたことを伝える。そこへベルトランが現れる。アリースはベルトランの顔を一目見て、故郷の城に、彼とよく似た怪物のような男のゴブラン織があったと呟く。ベルトランは騎士たちを呼び、サイコロの賭けを始めさせる。ロベールは負けが込み、金も馬も甲冑も失う。騎士たちはロベールを笑い、ロベールは仕返しを誓う。

第二幕【シチリア王の宮殿の大広間】
ロベールを愛するイザベル王女は、彼との恋が成就しないことを嘆いている。案内されてきたロベールは王女に許しを乞い、新しい甲冑を与えられる。ロベールは御前試合に臨み、勝って貴女と結婚しようと歌う。ロベールのもとにベルトランと伝令が現れ、グラナダの王子が御前試合の前に、森で決闘したい旨を告げる。ロベールはそれを受け、森へと向かう。しかしこれはベルトランの仕掛けた罠。御前試合にロベールは現れず不戦敗となり、イザベルは嘆く。

第三幕【サン・クレーネの岩山】
アリースと落ち合うことにしていたランボーの前にベルトランが現れ、貧乏人と結婚するより、人生を楽しめと金貨を与え立ち去らせる。ひとりベルトランは、洞穴から悪魔の世界へ降りていく。そこへアリースがやってくる。地下から戻ったベルトランが、今夜十二時までにロベールを悪魔にしないと永遠に彼を失ってしまうと呟くのを彼女は耳にする。そこへロベールが現れ、アリースは逃げ出す。ベルトランはロベールに、恋敵から王女を奪還するには聖ロザリエの樹の枝を取りに行けとそそのかす。聖ロザリエの尼僧院に先回りしたベルトランは悪魔のモノローグを歌い、死んだ尼僧たちを墓の中から蘇らせる。ロベールが現れると、尼僧たちは誘惑の踊りを始める。ロベールは聖ロザリエの魔法の樹の枝を折ってしまう。この枝があれば、自分の姿が人には見えず、人を眠らせることができるのである。ロベールはその枝を持ち、イザベルの城へ向かう。

第四幕【イザベル王女の寝室】
侍女たちがイザベルの婚礼の用意をしている。アリースが現れ、イザベルに助けを求める。自分はこの地から去らねばならないが、その前にどうしてもロベールに渡さなくてはならない手紙があること、そして、もしそれを渡さないと彼に危険が迫ることになると話す。そこへロベールが現れ、イザベル以外の者を魔法の杖で眠らせる。イザベルは御前試合にロベールが来なかったと責める。ロベールはイザベルを連れて逃げようとするが、イザベルは彼が怖くなり、一緒に行くことを拒む。その態度に怒ったロベールは魔法の杖を粉々に砕いてしまう。すると眠りについていたアルベールや騎士たちが目覚め、ロベールを明日死刑にすると引き立てて行ってしまう。

第五幕【教会の中庭】
ロベールがベルトランとともに逃げてくる。ベルトランは、自分がお前の父親であり、悪魔であると告げる。そして、お前を悪魔の仲間にすることを誓ってあると話す。そこへアリースが駆けつけ、イザベル王女がグラナダ王子との気に染まない結婚を回避したから、王女のもとへ向かうよう告げる。ベルトランは約束の時刻が迫っているとロベールを急き立てる。アリースはロベール「父の言葉には従わないように」という母からの遺言状を示す。真夜中の鐘が鳴り、ベルトランは炎に包まれる。ロベールは気を失い、アリースのもとに倒れる。聖なる合唱が聞こえる中、全員が現れ、ロベールは神に忠実であり、彼は救われたと歌う。

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